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中国人民解放軍NO2の氾長龍、ちかくスプラトリー(南沙諸島)を視察か

今日発行された中国評論家・宮崎正弘氏のメルマガの記事をお伝えします。

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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」
平成28年(2016)4月18日(月曜日)
          通算第4879号  <前日発行>
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 氾長龍、ちかくスプラトリー(南沙諸島)を視察か
  略奪した珊瑚礁上の軍事施設の安全確保を国内へ見せつける目的
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 中国人民解放軍のナンバーツー、党中央軍事委員会の氾長龍副主席が、ちかく係争中のスプラトリー諸島(中国名=南沙諸島)の視察に赴くという観測があがっている。多維新聞網(4月17日)が伝えた。

 滑走路、軍事施設、燈台、港湾の建設状況を視察し、工事現場の軍人等を励まし、また航海の安全に必要な設備の建設進捗具合を把握する目的がある。

 しかしアメリカが駆逐艦を三回にわたって付近を航行させ、上空を偵察飛行しているうえ、フィリピンと米軍共同の哨戒作業も開始されるタイミングで、中国が軍事的に挑戦するかのように、軍の最高幹部を派遣するには別の思惑も見え隠れする。

 第一に南シナ海の広範囲にわたる中国軍の軍事施設建設は、内外に「主権」を主張する行為である。

 第二に中国はこれらの珊瑚礁人工島から、一歩も引き下がらないという決意を国際的に宣言する機会ともなる。

 第三に米国がカーター国防長官を関係国に派遣し、当該海域を視察するという発表に反撥して中国が対抗的措置となす。

 第四にさきのG7外相会議で「航行の自由、現状維持を破壊する行為に反対」を明記した「広島宣言」を踏みにじることが軍国主義国家=中国の世界に対する回答となる。

 いずれにしても、中国は南シナ海のスプラトリー諸島、パラセル諸島を一方的に占拠し、軍事設備を建設しながら「航海の安全」「海のシルクロードの喉元」という戦略的要衝の確保に本格的に乗り出したことは地政学上の大変動である。
このため、日米豪比越にインドを加えた諸国連合がの形成も本格化しようとするだろう。
(以上、宮崎正弘氏のメルマガより)

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