記事一覧

ヘンリー・S・ストークス、『戦争犯罪国はアメリカだった!』藤田裕行訳

今回は、宮崎正弘氏のメルマガに載っていた書評を転載します。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◆ 書評 ◎ しょひょう ▼ BOOKREVIEW ▽書評
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 大東亜戦争を正しい歴史観で英国人が捉え直した
  東京裁判は茶番、A級戦犯は東条英機ではなくチャーチルとルーズベルトだ

  ♪
ヘンリー・S・ストークス、藤田裕行訳『戦争犯罪国はアメリカだった!』(ハート出版)
@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@

 戦後、GHQ史観に洗脳された日本人がまだ多い中で、英国人ジャーナリストがついに正史に挑んだ。
 東京裁判は茶番であり、A級戦犯は東条英機ではなく、チャーチルとルーズベルトだというのは、歴史通なら誰もが知っているが、これを外国人が言い出したのだから画期的なのです。書いたのはご存じヘンリー・ストークス(元ニューヨークタイムズ東京支局長)で、三島由紀夫の伝記を書いたジャーナリストである。
 マッカーサーの占領は同時に日本の歴史観を改竄させ、そのままの精神的退嬰状況が続いている。まだあの戦争はアメリカが正しいと思っている日本人が多いのは困ったことである。
 アメリカを誤解している証拠でもある。

 そもそも西部を『開拓』した「マニフェスト・ディスティニィ」とは何か。
 あれは『開拓』ではなく、虐殺と強姦と略奪である。異教徒を殺せ、ということなのである。
「新大陸へのヨーロッパ人の侵略が、一億人以上の原住民を死に追いやった。(中略)独裁的な神の使命を掲げる人々が、排他的な開拓精神で(インディアンの住んでいたアメリカ大陸を)席巻した。神の教えを信ずる者のみが、存在することを許される。異教徒達は、殺してもかまわないという思想だ」とストークスは、本書で強調している。
 じつに分かりやすいが、これこそがマニフェスト・ディスティニィの根幹にある発想、考え方である。

 このように歪んだ、一方的な教えが十六世紀に日本に押し寄せてきた。
キリシタンバテレンの宣教師は日本を侵略する前の洗脳軍であったと位置づけられる。それを予知し、よくよく観察した挙げ句に禁教を命じたのが秀吉だった。秀吉は外交力もあり、国際情勢の洞察力があった。世の中の裏の動きを読むのに慧眼だった。
 ストークスは続ける
 「秀吉は、キリスト教徒が最初は宗教の布教をしているが、いずれは武力による軍事侵略をすると聞き及んでいた。実際に世界に於ける白人キリスト教徒の罪状は、先述した通りで、戦国武将の秀吉が、天下統一、天下太平にとって、キリスト教の侵略を脅威に感じたとしても不思議はない」
 やがて秀吉は去り、徳川の天下がめぐってくる。
 ストークスは鎖国の政策的正しさをこう書く。
 「キリスト教徒が、異教徒を大虐殺している情報は、徳川幕府にも次第に入ってきていた。そうした中で、段階的に、徳川幕府は『鎖国』へと外交政策をシフトしてゆく。もっとも完全な鎖国ではなく、長崎・出島に限定し、明、朝鮮、オランダなどと交易をした。(中略)徳川幕藩体制が、経済的な利益を切り捨てても、『鎖国』に踏み切ったのは、キリスト教が国内に広まる脅威に歯止めをかけるためだった」
 ストークス史観は近世から近代へ、そして現代へと飛躍する。
 「日本がアメリカ、イギリスなどと大東亜戦争の開戦に到るには、その背景があった。日本は、この五百年間、ずっと日本と独立と権益を守ろうと努力してきたのだ。他国を徒に侵略、占領、支配、搾取する意図はなかった。また、実際にそのようなことは、過去してこなかった」。

 幕末にロシア、英国、アメリカ、そしてドイツ、仏蘭西の武器商人らがうろつき始め、日本は列強の脅威の前に団結、明治維新をやり遂げた。
 おそるべき侵略の牙から、われらの先人達は祖国を守り抜いた。自衛自立の発想が歴然とあったからで、現代日本人が理解できないのは、まだ占領軍の洗脳の毒素が脳内を汚染しているからである。
(以上、転載記事より)

ここで一つ付け加えたい事がある。秀吉は当初キリスト教宣教師たちには肯定的であった。しかし、秀吉が彼らに否定的になった理由の一つは宣教師たちが奴隷狩りをしたからである。約20万人もの日本人がヨーロッパに奴隷として連れていかれたのである。


よろしかったら、クリックを!

にほんブログ村 哲学・思想ブログ 家庭連合(統一教会)へ
にほんブログ村

にほんブログ村 政治ブログ 国際政治・外交へ
にほんブログ村
スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

2000green

Author:2000green
FC2ブログへようこそ!