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破れかぶれの習近平、アメリカとの戦争を決断か?東・南シナ海、波高し!!!(2)


前回からの続き・・・

ここで、中国の外交を研究する際、重要な視点を提示したいと思う。
それは、「中国には一般的に言われる外交は無い」と言う事である。中国政府にとって「外交は内政のためにある。内政があって、それを利用するために外交がある」のである。
それ故に「内政の危機の時に戦争をする。または、紛争を仕掛けて演出をする。」のである。

中国の政治家にとって、この様な選択肢があるのである。

では、この具体例を述べると、中国社会主義経済の中に市場経済を導入し、今日の中国の近代化を推進した鄧小平を覚えているでしょうか?
彼は文化大革命で失脚して、1973年に復活した。毛沢東の死後、華国鋒を支持しつつ、軍政改革を行い、自己の政治基盤を強化した。この時、鄧小平は自分の部下たちを軍幹部の地位に付け、彼らに実績を作るためと人民解放軍を掌握するために、1979年にベトナムに戦争を仕掛けた。所謂、「中越戦争」である。そして、人民解放軍を掌握して1980年には鄧小平体制を確立した。
この中越戦争はベトナムのカンボジア侵攻から始まったが、カンボジアを支援していた中国はこれに対して、ベトナムへの「懲罰行為」と称して軍事進攻をしたが、1カ月足らずで多大な損害を被りながらも「侵攻と言う懲罰」をして撤退したのである。
この中国の撤退は諸外国から見れば敗北であるが、当時の中国は文化大革命の被害を被った国民の不満を外に逸らす必要があり、また、鄧小平が人民解放軍を掌握するためにベトナムに「懲罰」の名のもとに侵攻したのである。つまり、軍を掌握するための演出であった。

では、現在の習近平政権の状況はどうであろうか?
彼はあらゆる事に手を出し過ぎて、焦っていると言って良いであろう。
国内政治問題、汚職摘発問題で行き詰まり、敵を作り過ぎた。上海派、団派は根強く残り、反習近平を活発化している。軍政改革の行き詰まり、経済に至っては首相の李克強との対立や金融を始めバブル崩壊寸前、外交の行き詰まり、情報統制により国民の反感、権力闘争で習近平の側近・軍師である劉源(劉少奇の息子、昨年末に実質的な失脚)を守る事が出来ず、ややもすれば、王岐山さえもが習近平を見限る可能性がある。おまけに「パナマ文書」まで出てきた。このままでは、習近平自身の失脚の可能性は大きいと言える。
彼はこれら全ての面で失敗しているので、政権維持をするために焦っているのである。
今、習近平は自己の政権維持の為に、全ての失敗を挽回しなければならない状況にある。そして、政権維持のための最大の課題が人民解放軍の掌握である。
この内政の危機を脱するために、習近平は大きな賭けに出る可能性があり、軍を掌握するために、鄧小平を真似て戦争を仕掛ける可能性があるのである。
では、どこかと言えば、東シナ海の尖閣諸島と南シナ海である。

2001年、海南島付近の南シナ海上空でアメリカと中国の軍用機が空中衝突した事件が起きた。所謂、「海南島事件」である。
この事件では中国人パイロットが行方不明になり、アメリカの電子偵察機も損傷し、海南島に不時着した。一時、両国間で緊張状態が続いたが、米中両国はこれ以上の軍事的対立のエスカレーション化は望んでいなかったために事件は決着を見た。
この中国の対米強硬姿勢により、米中が対等であることを国民の前に演出したのである。

しかし、今、東・南シナ海で偶発的な事件が起きたら、習近平とオバマ大統領(または、時期アメリカ大統領)であれば、事件がどの様に発展するかは分からない。
また、アメリカは中国によるサイバー攻撃・ハッキング事件、AIIB、中国によるドル基軸通貨の破壊、・・・・など、中国の行為に対して痛い思いをさせてやろうと中国を挑発している。また、中国はアメリカの挑発に対して負けない様に、更に挑発を続けている状況にある。
いつ、偶発的(故意?)な事故が起きても良い状況にある。それが、局地的か、それとも、それが全面的に発展するのか?
これらは、人間の5%の責任分担を越えた所にあるような気がする今日この頃である。享進様が言われる様に、水と食料は準備した方が良さそうである。災害時用一式パックはいろいろ入っているので、お勧めです。後は、近隣の災害避難場所の再確認はしておく事もお勧めします。皆様の無事をお祈り申し上げます。


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