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中国外貨準備が691億ドルの急減   公式的にも3兆ドルを割り込むのは時間の問題


「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」
平成28年(2016)12月9日(金曜日)
       通算第5126号   <前日発行>
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 中国外貨準備が691億ドルの急減
  公式的にも3兆ドルを割り込むのは時間の問題
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 2016年11月末の中国外貨準備の速報がでた。
 マイナス691億ドルの減少で、3兆516億ドル(邦貨換算で348兆円)となった。
 第一に輸出の激減によってドルの収入が減っていること。
 第二に外国企業の直接投資が漸減傾向にあり、
 第三に人民元暴落を防ぐために当局がドル売り、人民元買いを実施したためである。

 言うまでもなく外貨準備とは経常収支の累積である。
 貿易黒字が主体だが、過去の統計を推計しても、それ以上のもの、すなわち外国からの直接投資の積み重ねを累計で統計に入れている。ついでに外国の銀行からのドル借入金も外貨準備に算入するほど統計はデタラメなのだが、いまはそのことは措く。

 中国は外貨急減に頭を抱えており、海外旅行に際しての持ち出し制限、ドル両替の規制、銀聯カードの上限設定などを春先から実施してきた。そのうえ海外からの土産に法外な課税をおこなったため、中国人の爆買いは「突然死」を迎えた。

 あまつさえ、資本規制を導入、すなわち海外送金の上限を500万ドルに設定したため、中国企業の海外企業買収のテンポが急速に鈍化した。くわえて外国企業の利益送金が制約されたため、たとえば日本企業の利益還元にも多大の支障がでてきた。

 2014年末の中国外貨準備は3兆8800億ドルだった。
 2015年末のそれは3兆3300億ドルになっていた。そして16年11月末の速報で3兆516億ドルと、ピークから二年弱で8284億ドルの減少ぶりを示している。

 小誌が何回か指摘しているように、共産党幹部の不正送金が3兆800億ドルといわれており、つまり帳簿上、巧妙に誤魔化しているにせよ、中国の外貨準備は事実上、マイナスである。



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