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【社説】 米国務長官が語った北朝鮮問題の真実・・・・ザ・ウォールストリート・ジャーナルより

米国務長官が語った北朝鮮問題の真実・・・・ザ・ウォールストリート・ジャーナルより


 初のアジア歴訪中のレックス・ティラーソン米国務長官は17日、北朝鮮と中国に関して真実を述べたことで物議を醸した。ティラーソン国務長官は新米の外交官であるかもしれないが、北朝鮮問題への対応で近年の民主・共和両政権の前任者たち以上の失態を演じるということはあり得ない。

 ティラーソン国務長官は北朝鮮が核への野望をあきらめる、あるいは政権が崩壊するのを待つというオバマ政権の政策に触れ、「はっきりと言おう。戦略的忍耐という政策は終わった」と述べた。その前日、同国務長官は北朝鮮の核への野望に対する「20年」に及んだ「失敗したアプローチ」を批判した。

 米国務長官の言う通りだ。北朝鮮政府に核開発計画をあきらめさせようとして賄賂を贈る、中国の協力を説得で得ようとするという米国の過去3政権の失敗アプローチは1994年のクリントン元大統領とロバート・ガルーチ元国務次官補による米朝枠組み合意にまで遡る。数年に及んだ多国間協議に参加し、守られることがなかった約束のために北朝鮮に現金やその他の譲歩を与えてしまったのだ。

 ジョージ・W・ブッシュ元大統領に至っては、北朝鮮が2006年に初の核実験を行った後に、同国のテロ支援国家指定を解除した。シリアによる核開発計画の起ち上げを北朝鮮が支援したことが明らかになっていたにもかかわらずだ。ジョージ・W・ブッシュ元大統領を説得して、成功の兆しを見せていた北朝鮮に対する圧力を放棄させたコンドリーザ・ライス元国務長官とクリストファー・ヒル元国務次官補の責任は重い。

 オバマ前大統領も同じような誘因を用いて北朝鮮を説得しようとしたが、金一族の政権はその時点で核兵器とそれを搭載するためのミサイルの備蓄増強を決断していた。これを受けてオバマ前大統領は「戦略的忍耐」政策を採用することにしたのだが、おかげで北朝鮮は今やソウル、東京、シアトルを破壊する能力を修得しつつある。

 こうした事態を引き継ぐことになってしまったトランプ政権は、北朝鮮の兵器開発の前進を食い止める、あるいは米国本土に対する新たな脅威を受け入れる方法を考えなければならない。北朝鮮とその政治的パトロンである中国政府の両方に向けられたように思えるティラーソン国務長官の発言の裏にはそうした事情があったのだ。

 国務長官はまた、米国の高高度防衛ミサイル(THAAD)システムの配備を開始している韓国に対して中国が経済的な報復措置を取ってきたと指摘。中国について「すべての隣国にとっての重大な脅威の解決に役立とうとする地域の大国がすることではない」と述べた。「中国にはTHAADを不可欠にしている脅威に直接対処することを要請する」

 ティラーソン国務長官は、自国やその同盟国を防衛するために、あらゆる米国のツールを排除しないと付け加え、軍事力行使がそれに含まれることを示唆した。また、中国が北朝鮮の暴走を阻止できなければ、地域の核武装化が進む可能性があるとも述べた。これはさほど突飛な発言ではない。北朝鮮政府が核弾頭装備ミサイルを保有するようになれば、韓国や日本の有権者も現在のように米国に依存するのではなく、自国の核抑止力保有を支持するようになるかもしれないのだ。

 楽しい話ではないが、その脅威や現状に照らすと、米国務長官の率直な発言は適切である。同国務長官とトランプ大統領は、米国領土への核攻撃が可能になる前に北朝鮮の核開発を阻止することに新政権が本気だということを中国に分からせようとしている。これまで米国からの要請を無視してきた中国政府に、新政権が本気だということを信じさせることができるかどうかが試金石となる。

 ホワイトハウスには、北朝鮮と取引がある中国企業を米国の金融システムから締め出す、北朝鮮が次に発射するミサイルを撃ち落とすなど、いくつかの選択肢がある。国際社会が失敗した戦略を変更しなければならないと認識することが出発点となるので、ティラーソン国務長官の今回の発言は称賛されるべきだろう。 
=転載終わり=(下線部は狐狸庵の独断と偏見による)



狐狸庵の一言


ご存知の様に、ザ・ウォールストリート・ジャーナルは米国の保守系新聞である。
ティラーソン米国務長官は明確に、クリントン、ブッシュ、オバマ政権による過去20年の北朝鮮に対するアプローチの仕方は「失敗」だと明言し、批判した。そして、「戦略的忍耐という政策」は終わったと転換を示唆した。
これら3政権の失敗により、今、日本、韓国と共に米国は北朝鮮による核攻撃の危機に直面しているのである。
更に、ティラーソン米国務長官は「自国やその同盟国を防衛するために、あらゆる米国のツールを排除しないと付け加え、軍事力行使がそれに含まれることを示唆した。」
これは単に、ティラーソン氏の説明ではない。これを米国民が納得し、受け入れれば、北朝鮮攻撃、即ち、米国の「自衛のための戦争」の「GO!」サインが出るのである。

先ず、THAAD配備の決定と前倒しが行われている。
THAADは米軍がミサイル防衛(MD)の一環であり、地上配備型の迎撃ミサイルである。それは韓国南部の慶尚北道星州郡に展開し、早期の配備完了を目指す。聯合ニュースによれば、早ければ4月にも実戦配備に入る。

5月9日が韓国大統領選であり、ほぼ野党で親中・従北派の文在寅が大統領になるであろう。
そうなれば、彼は対米関係で、どの様な政策を取るのか?
今言われていることは、在韓米軍の撤退、在韓軍事同盟の破棄、それに加えてTHAAD配備の破棄である。
これは米国にとって何を意味するのか?
北朝鮮による米国核攻撃である。であるならば、米国は5月9日以前に、北朝鮮を攻撃しなければならない。
その準備としてTHAADの4月実戦配備の前倒しがある。
また、現在、米韓合同軍事演習が行われている。今まで、米国は軍事演習中にグレナダやパナマに対して軍事進攻して、当時の政権を転覆している。

私はあくまでも、外交、軍事的なマクロ的観点から述べている。二代王亨進様が言われるミクロ的観点から、皆様は見て頂きたい。時が近づいて来ました。今日の説教を見逃さないようにしましょう。


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