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中国、南シナ海で実弾演習を展開。 米中の潜水艦戦争の勃発が近い?


 7月9日、中国は海軍艦船を百隻も動員し、南シナ海で実弾演習を展開した。
この作戦には呉勝利以下、四名の大将が参加し、演習を作戦指導し、その軍事力の偉容を内外に見せつけた。まさに「軍国主義ファシスト国家」=中国の晴れ舞台だった。

同時に中国はASEAN分断を積極的に工作し、中国よりのラオス、カンボジアに加えて、タイとブルネイを黙らせ、マレーシアは発言を控えるようになった。
ベトナムとフィリピンの孤立化を公然と狙い、ついで新政権が誕生したフィリピンに政治工作の的を絞り込んだ。

フィリピンのドウテルテ大統領はアキノ前政権の展開した対中強硬路線を突然、引っ込め、領海紛争は話し合いで望み、資源開発は共同で行うべきだと、急激なトーンダウンをおこなった。マニラの華僑らが背後で動いたとされる。
ハーグの国際裁判所が中国の違反行為を明示する直前、国際世論を封じ込めようと脅しである。

 一方、オバマ政権のアジアシフト、ピボット戦略を受けて、ようやく米国は予算化に動き出した。米国のアシュ・カーター国防長官は「17年度予算で80億ドルを投入し、海中で潜水艦を索敵し、攻撃できる海中ドローンを開発する」と発言している(16年四月、NY)。その二ヶ月前にハリー・ハリス太平洋司令官は「米海軍は必要とされる潜水艦を現在保有していない」と述べている。

中国は70隻の潜水艦を保有するが、このうち16隻が核兵器を搭載しているとペンタゴンペーパーは推定している。
 埋め立て工事を終えたファイアリークロス岩礁を拠点に中国海軍はこれまで以上に潜水艦を南シナ海の海中を遊弋させることが出来る。
米軍の空母は付近の海域を航行するにしても、潜水艦からの「空母キラー」というミサイルを警戒しなければならない。

 米海軍は75隻の原子力潜水艦を保有するとはいえ、アジア太平洋に投入されているのは僅か四隻のロスアンジェルツ級潜水艦で、グアムを拠点としている。

 中国の潜水艦艦隊を率いるのはタカ派の孫建国・総督(64歳)で来年度の人事で呉勝利の後釜となる。毎年シンガポールで開催される「シャングリラ対話」などで、つねに強硬意見を吐き、米国に楯をついてきた人物で「ミスター潜水艦」の異名をとる。
孫建国は1985年に就航した「長征3」の初代艦長として中国海軍始まって以来の「90日間潜水」に成功した。

嘗てはディーゼル駆動潜水艦しかなかった旧時代とはことなり、中国海軍の潜水艦能力は瞠目に値するレベルに向上している。

2006年、米空母キティホークの直ぐ傍まで中国の潜水艦が近づいたという「事件」があった。
2015年10月には空母ロナルドレーガンとの至近距離に中国の潜水艦が接近していた。日米は、衝撃を受けた。

これらの事件は2001年四月、海南島上空で米軍の偵察飛行EP3型機に体当たりし、米軍機が海南島に強制着陸させられた事件に匹敵する衝撃を米国に与えた。

 他方、パラセル群島(西砂)のウッディ岩礁を埋立てた中国は、地対空ミサイルをすでに実戦配備した上、殲10,同11型ジェット戦争機を配備し、あるいは間もなく7400キロ射程のJL2型ICBMを配備すると推測されている。

 米国の新世代原潜の開発は遅れており、実戦配備は早くても2020年、急速な中国海軍の能力向上、戦闘力倍増により、空母や駆逐艦の「自由航行作戦」はやがて実施さえ難しい状況に陥る。
 南シナ海で、米中の潜水艦戦争の勃発が近い?


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