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中国・フィリピンの南シナ海訴訟:「九段線」判断が焦点 12日に仲裁判決。

中国とフィリピンによる、南シナ海訴訟:「九段線」判断が焦点 12日に仲裁判決。
明日の仲裁裁判所の判決を前に、このオランダ・ハーグの仲裁裁判所の決定が東アジア、南アジアの政治、軍事的にどの様な影響を及ぼすのか?を簡単に整理しておく事は重要である。勿論、日本の近い将来と直結している。


毎日新聞からの転載である。

 オランダ・ハーグの仲裁裁判所で12日、南シナ海を巡る中国の主張は根拠がないとして、国連海洋法条約に基づきフィリピンが申し立てた訴訟の判決が出る。フィリピン側の代理人は、米国のポール・ライクラー弁護士だ。1986年にニカラグアと米国との訴訟で米国に勝訴したのを皮切りに、小国の代理人として英国、ロシアなどに勝訴してきたライクラー弁護士に話を聞いた。【聞き手・ワシントン会川晴之】

 −−裁判のポイントは?

 ◆最も重要な点は(中国が南シナ海の主権や権益の範囲を示すものとして独自に主張してきた)「九段線」の判断だ。中国は、九段線内にあるフィリピンなど沿岸国の石油・ガス開発や漁業の権利を妨害しており、国連海洋法条約違反だ。中国は人工島を造るなど環境も破壊している。

 −−南シナ海の島、岩の扱いも焦点です。

 ◆南沙(英語名スプラトリー)諸島で中国が「島」と主張する半分は水面下の暗礁、または高潮時に水面下となる「低潮高地」だ。残りの半分も「岩」だ。

 −−中国は、裁判所の管轄外だと主張しています。

 ◆昨年10月、裁判所は15件の訴えのうち7件は管轄権があると認めている。中国は、自分たちの主張が法的根拠を持たないと考えているから、裁判に出て来ないのではないか。

 −−中国は、判決に従わない姿勢です。

 ◆国連海洋法は、中国も含め約170カ国が参加する国際法だ。ひとたび結果が出たら、その中身がどうであろうと当事国はその結果に縛られる。判決に反する主張を続ければ違法となる。

 −−裁判所には強制執行力がありません。

 ◆結果に不満があってもこれまで9割以上の国が判決に従っている。拒否したのは、ニカラグアとの裁判で敗訴した米国ぐらいだ。レーガン米政権は「(判決を)守るつもりはない」と言明したが、議会が判決を有効にする措置をとっている。

 −−いつも小国を応援していますね。

 ◆私にできることはほんの少しだが、世界の不正義を正すことに少しは貢献していると思っている。大国からの圧力を受けている小国が世界には数多くある。小国はいつも犠牲者であり、権利を守るために法による保護が必要だ。だから私はそうした小国の立場に立つ仕事をしている。

 −−中国から嫌がらせはないですか。

 ◆ない。そんなことを私にしたのは米国だけだ。司法省や米連邦捜査局(FBI)から監視されたが、私にやましい点はなく、被害はなかった。

 【ことば】ニカラグアと米国の訴訟

 中米ニカラグアが1984年、反政府ゲリラ支援など米国の自国に対する軍事行動は、国際法違反だとして国際司法裁判所(ICJ)に提訴。米側は「ICJにはニカラグア問題の管轄権がない」として85年1月以降、審議を拒否した。ICJは86年6月、「米国は主権国家に干渉し、国際法を侵害している」とニカラグア全面勝訴の判決を出した。米国の損害賠償義務も認めた。国連総会で判決履行勧告決議も採択されたが、米国は無視を続けた。ニカラグアの請求取り下げを受け、ICJは91年9月、裁判終了を宣言した。
(以上)


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