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レーニンの連立政府戦術の敗退。毛沢東もボルシェビキに学び、天下を取ったが。。。。。

久し振りに、宮崎正弘氏のメルマガから転載
宮崎氏は2週間ほど海外取材であった。この記事に掲載された記事も、流石に、宮崎正弘氏を感じさせられた。


「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」
平成28年(2016)8月1日(月曜日)
          通算第4975号 <臨時増刊>
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 レーニンの連立政府戦術の敗退
  毛沢東もボルシェビキに学び、天下を取ったが。。。。。
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 都知事選挙の結果は日本人特有の判官贔屓が鮮明にでたためである。
無党派の勝利などと単純明快な説明は耳に凧。それより鳥越惨敗の背景を政治的にさぐる必要がある。

 改憲阻止、野党結集を呼びかけて、野党四党が結束したにもかかわらず敗退してしまった。公約なし、出遅れ、週刊誌などと敗因が語られているが、肝心のことを忘れていないか。

 すなわちレーニン以来の左翼戦術が敗退したことである。
共産党の鉄壁の組織票さえ、二割前後が小池候補に流れたというのは、組織的締め付けが弛緩し、革命組織の紀律が破裂している事実を示唆してあまりある。

 レーニンは少数派ボルシェビキ率いて、「野党共闘」により革命を成功に導く。メンシェビキ(多数派)の壁を破り、かれらが実権を握るには、議会を長引かせ、徹夜も厭わず、議論に疲れた多数派が退場したと見るや、採決を強行し、主導権を握る。これがレーニンの組織論であり、のちに毛沢東が採用する。

 日本でも左翼暴力団といわれた全学連が自治会選挙で、よく使った手段である。
 自治会の一割にも満たなくても「組織された」党員が、多数派と連立を組んだかに見せ、議会を出席議員数でクリアし、多数派が退場したところで、居残った「組織された」メンバーが投票を行い、トンデモナイ議案も突如成立する。
その決議は合法となる。

 鉄の組織は、日本では弱体化した。野党四党の連立パターンは化けの皮が剥がれ、ついに左翼退潮の明確な兆しをしめしたのではないのか。
 レーニンの戦術は死に絶えつつあり、トルコのクーデタ失敗や米国のトランプ現象のように、新しい武器はツィッター。このハッカー戦争を主導できる者が、これからの政治の中枢に躍り出てくるだろう。

 第三位の上杉、四位に食い込んだ桜井各候補も、組織票の宗教団体を超える得票を示している。何かが壊れ、従来になかった政治手法が、これから本格的に登場する契機となったのが、こんかいの都知事選挙だったように思える。
(以上)


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