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中国人民解放軍内の「江沢民残党」を一斉粛清。田修思につづき、李継耐と寥錫龍将軍が失脚。北戴河会議が大揺れ?

仲裁裁判所の判決が出て以来、中国の南シナ海、東シナ海への進出が露骨になってきた。中国の内政、外交に対して焦りが激しくなってきた証拠である。では、今回の数百隻もの漁船団、中国公船の動きをどう見るか?
以前にも、何度も言ったが「中国の外交は国内向けである」と。皆さんも中国の新聞報道、報道補佐官の言い方を良く聞くと、実際には他国を恫喝していながら、いつも被害者的な言いようである。また、他国には強硬、威圧的な表現を使い、相手が弱いと尚且つその様な行動も取る。南シナ海は歴史的に中国の領土であるが、今、ベトナム、フィリピン、米国が中国の主権を犯している。・・・・日本人には時々、中国政府がなにを言っているのか不可解な時がある。主権を犯しているのは中国だ。・・・と普通は考える。
しかし、中国政府の報道が誰に向けてのメッセージであるかを見ると、自国の国民や政治家に向けてのメッセージであることがわかる。それに加えて「面子」がある。
では、今回の暴挙の意味は何か?一つは中国の面子である。国内向けに「尖閣は中国の領土である」と国民に宣伝をしてきた。
それでは、奪われた領土は奪い返さなければならない。その為に、いつも尖閣にやって来て、俺の物だと主張する。
8月15日は終戦記念日であり、日本の政府関係者が「靖国参拝」する。安倍総理、稲田新防衛大臣たちの靖国参拝を圧力をかけて阻止をする。中国国民に共産党政府の力、信頼を見せつける為。中国の面子。それに加えて、反習近平に対する押さえつけ。
日本政府が弱いと見ると尖閣上陸の可能性もある。しかし、そうなれば、中国は戦争突入の可能性を考えて本土で戦争準備を既にしていなければならないが、準備をしている様子は無い。つまり、現段階では威嚇と見るのが妥当であろう。
しかし、どんどん威嚇してもらえれば、日本は益々反中になる。軍事力増強や憲法改正には有利に働く。



以下、宮崎正弘氏のメルマガからの転載である。

「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」
平成28年(2016)8月6日(土曜日)弐
         通算第4982号

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 中国人民解放軍内の「江沢民残党」を一斉粛清
  田修思につづき、李継耐と寥錫龍将軍が失脚。北戴河会議が大揺れ?
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 河北省秦皇島にある北戴河地区は警備が強化され、高級車の出入りが激しくなった。恒例の北戴河会議が開幕した模様である。
 その矢先にどかんと北京政界を揺らすニュースだ。

 軍人のトップである中央軍事委員会のメンバーだった李継耐と寥錫龍将軍が失脚したらしいという情報は北戴河会議を揺らしたに違いない。一説に江沢民は欠席するという情報がある(多維新聞網、8月6日)

 軍人高層部の粛清は、もともと谷俊山中将の失脚から開始された。摘発したのは劉少奇の息子で軍改革の旗頭だった劉源である。
劉源は15年師走に突如引退を声明し、習近平の軍師役を降りたが、腐敗幹部からは目の仇にされていた。

 江沢民派だった徐才厚将軍は末期ガンで入院中の病棟で逮捕され(その後、死亡)、ついで蘭州軍区のボスでもあった郭博雄将軍が拘束、さきごろ無期懲役の判決が出た。ふたりの自宅や愛人宅からは「大判小判ざくざく」。ともかく現金と金塊、高価な骨董品多数が発見された。

 郭博雄への判決直後、田修思が拘束され、ついで江沢民派の残党として目を付けられてきた李継耐と寥錫龍将軍が拘束されたと『南華早報』が速報した(8月5日)。
ともに容疑は「重大な規律違反」。だれもが、この遣り方は習近平の軍内部にくすぶる江沢民残党狩りと認識する。

なにしろ胡錦涛時代の軍事委員会は殆どが江沢民人事で高層部が固められ、そのうちの四人(徐才厚、郭博雄、李継耐、寥錫龍)が失脚するわけだから「江沢民残党四人組」とでも今後言われるかもしれない)。

李継耐(74)は前総政治部主任、軍事委員会委員。つまり胡錦涛政権で軍のトップテンに入る大物である。
将軍人事、軍事委員への抜擢は江沢民が行ったことで知られる。

寥錫龍(76)は前総装備部主任。軍事委員会委員。かれもまた胡錦涛政権下で軍人トップテンに入る。江沢民によって出世の道が開かれた。
寥はベトナム戦争に参加した歴戦の勇士という評価もあるが、出身地の貴州省名産「マオタイ酒」を「軍御用達」にしたことで知られる。

軍兵舎は夕方ともなればマオタイ酒の宴会で、酒気が溢れ、戦争どころではなく、基地の隣にはこれまた軍経営の売春宿。軍の腐敗はきわまった。
なお、このニュースは南華早報がつたえたもので、まだ確認はとれていない。


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